既存の issue の更新
データベースに入力した issue を編集および更新することにより、情報を追加し、issue のステータスを更新し、誤った情報を変更し、issue の変更の履歴を表示できます。システム管理者が設定した場合、関連する issue のグループを管理することもできます。ここでも、ご使用のインストールの実際のフィールドは管理者によって設定され、画面の表示はこの例にあるものとは同じではないことに注意してください。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
- 別のリピーティング・レコードを追加する
- 添付ファイルを追加する
- 特殊なフィールド・タイプ
- 関係者リストに登録する
- issue の履歴を表示する
- issue を複製する
- 関係グループ
- 電子メール・テンプレート
issue を編集するには
[issueの編集] 画面(この画面は、[ホームページ] 画面のフォルダ、[電子メール通知]、[issue追加のサマリ]、[クリックリスト・レポート]、[詳細レポート]、[サマリ・レポート]、[カスタム・レポート] など多くの場所からアクセスできます)に進みます。
- 編集したい issue に関連する [Edit] ボタンをクリックします。
- 必要に応じて、変更を行ったり、情報を追加したりします。
- [更新] ボタンをクリックして、データベースに変更を追加します。
別のリピーティング・レコードを追加する
ExtraView の issue を編集するときに、既存の issue に別のリピーティング・レコードを追加することができます。例えば、ソフトウェアの不具合をトラッキングする場合、issue が見つかった複数のリリースまたはバージョンに対して issue をトラッキングしたい場合があります。利用できる特定のフィールドはインストールによって異なる場合があります。
別のリピーティング・レコードを追加するには
- [編集] 画面から、[他のリリース・レコードを追加] ボタンをクリックし、リストから値を選択するか、リピーティング・レコードの各行で必要に応じて情報を入力します。
- この変更および他の任意の変更が終わったら、[更新] ボタンをクリックします。
添付ファイルを追加する
ExtraView には、ExtraView の任意の issue に添付ファイルを追加する機能があります。添付ファイルでは、スクリーン・ショットからのファイルなどをドキュメントに含めることができます。どの issue に対しても、どのような種類のファイルでも数に制限なく添付できます。各ファイルのサイズは、使用するデータベースが Microsoft SQL Server の場合は最大 2 GB、Oracle の場合は最大 4 GB です。
添付ファイルを追加するには
[編集] 画面から添付ファイルの [Add] ボタンをクリックします。
- ローカル・ドライブまたはネットワークで、添付したいファイルを探し、ファイル名をダブルクリックします。
- 説明を入力して、[確定] ボタンをクリックします。
- [Hist] ボタンが表示されている場合、それをクリックするとそのissueに対する添付ファイルの追加、削除、閲覧の履歴を参照することができます。
特殊なフィールド・タイプ
ExtraView の使用中に表示される場合がある、特殊なフィールド・タイプがいくつか存在します。 例えば、[ステータス]フィールドは以下のように表示されることがあり、ここからステータスのボタンをクリックして、issueを移行させたいステータスを選択できます。
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このフィールド・タイプはissueの履歴の概要を表示します。これとは別にさらに詳細な履歴表示画面があり、ほとんどのユーザが編集画面から利用できます。
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関係者リスト
関係者リストを使って、所有者または作成者以外のユーザに個別に自動的な電子メール通知を 行なうことによって、これらのユーザが既存の issue の状態を追跡できます。 [自身を関係者リストに含める]というチェックボックスを使用して自分自身を関係者リストに入れることにより、 issueの更新の都度通知を受け取ることができます。
issue の履歴を表示する
ExtraView は、すべての issue のあらゆる変更の完全な記録を保持しています。これにより、issue が最初に入力された時点から、最終的にクローズされるまでの変更の履歴を監査できます。
issue の履歴を表示するには
最も新しいレコードが最初に表示され、各フィールドに対する一連の変更が赤または管理者が選択した別の色で示されます。
- 表示したい issue に関連する [Edit] ボタンをクリックします。
- [Edit] 画面の上と下の両方にある [履歴] ボタンをクリックします。
issue を複製する
ExtraView では、既存の issue を完全に新しい issue に複製できます。ExtraView は、この新しい issue に固有の ID を割り当て、元の issue とは独立して管理できるようにします。この機能は、多数の非常によく似た issue があり、区別するために少しだけ変更する必要がある場合に便利です。issue を複製すると、複製の詳細を示すコメントが元の issue と新しい issue に自動的に追加されます。
issue を複製するには
[編集] 画面で以前の issue が新しい issue に置き換わり、すぐに変更を加えることができます。
- 表示したい issue に関連する [Edit] ボタンをクリックします。
- [編集] 画面の上と下の両方にある [複製] ボタンをクリックします。
関係グループ
関係グループは、同種の項目または関連する項目の追跡を目的とし、1 回の操作で関連するすべての issue のステータスを更新できるようにする、システム内での issue のグルーピングです。
issue を新規または既存の関係グループに追加するには
- 表示したい issue に関連する [Edit] ボタンをクリックします。
- issueを関係者グループに追加したい場合に要求される情報は、異なることがあります。通常は、関連するissueのIDを指定することになります。
- 多くの場合、管理者によって定義されたプロセスによりissueは自動的に相互に関連付けられます。
- 変更を行ったら、[更新] ボタンをクリックします。
クイックリストまたはカスタム・レポートから関係グループを作成するには
- 特定のクイックリストまたはカスタム・レポートの結果画面から [Issueのグループ化] ボタンをクリックします。
- 新しいグループ・タイトルを入力し、ExtraView ユーザのリストからグループの所有者を選択します。
- リストされた issue を見て、親となる issue を選択し、この親の issue の子としてグループに追加したい issue について、チェックボックスをチェックします。薄いグレーで表示された issue は、すでに既存の関係グループに属している issue です。
関係グループを更新する
関係グループを作成し、issue をこのグループに関連付けると、ExtraView は、ユーザが issue を更新するたびに、関連する issue があることを通知し、必要に応じて、バッチ・レベルのステータス変更を行う機会を提供します。
- 必要に応じて、特定の issue のステータスを編集し、[更新] ボタンをクリックします。いくつかのバッチ・オプションが表示された新しい画面が表示されます。
- 必要に応じて、[View] ボタンをクリックして、関連する issue を表示します。
- 該当するボックスをチェックして、グループ内の各 issue のステータスや解決策を更新します。
- 1 つのコメントを入力すると、関係グループ内のすべての issue に自動的に追加されます。
- [Issueの一括更新] ボタンをクリックします。
電子メール・テンプレート
カスタム通知機能により、ExtraView ユーザは事前定義のテンプレートを使って、1 人以上の人に電子メール通知を送信できます。例えば、カスタマ・サポートやマーケティング部門にいて、特定の issue または issue のセットに関連するすべての顧客に電子メールを送信したい場合、特定の issue の [編集] 画面に進んで、[電子メール] ボタンをクリックして電子メール機能を有効にし、電子メール・リストを作成し、テンプレートを選択するかカスタム・メールを書き、それからメッセージを送信します。
カスタム電子メールを作成するには
- 表示したい issue に関連する [Edit] ボタンをクリックします。
- 該当する issue の [編集] 画面から、[電子メール] ボタンをクリックします。
- 必要なフィルタを選択して、[リストを作成] ボタンをクリックします。バッチ・メールの電子メールのリストが、[電子メール・アドレス] ログ・エリアに表示されます。この機能は、ご使用のインストールでは、表示されない場合があります。
- ピック・リストから電子メールのテンプレートを選択すると、テンプレート・テキストが [テンプレート・テキスト] エリアに表示されます。
- カスタム・メールを作成するには、必要な内容を [テンプレート・テキスト] エリアに入力します。管理者が、ExtraView データベース名の両側に $$ を付けて ($$CATEGORY$$ など)、現在の issue からの値を含むテンプレートを作成している場合があります。作成しようとしている電子メール内にこのようなものが表示される場合は、電子メールを送信するときに、元の issue の [カテゴリ] フィールドの値が電子メールのテキストに挿入されます。
- 電子メール・タグ内で使用するように選択されたデータベース名は、[追加] レイアウトに表示されるフィールドでなければなりません。それ以外の場合は、値が返されません。カスタム・メールが送信されると、その電子メールは元の issue に添付ファイルとして追加されます。フィールドのデータベース名をカスタム [電子メール]レイアウト画面に追加することにより、リスト生成フィルタを別に指定できます。
これらの機能の多くは、ExtraView 管理者が [セキュリティ権限を付与] セクションで有効にする必要があります。